私の電動ラジコン飛行機の動画、製作を紹介
製作したギヤドアシーケンサ+LEDコントローラですが、受信器からの入力は
を入力しますが、このコントローラをテストするには2つの入力をする必要があり、毎回受信器を使ったテストをしていました。また、よくあるサーボ・テスターでもギヤUP/DOWNだけのテストもできますが、ダイヤル式でめいっぱい回すのでちょっと面倒でした。
そのような理由から、専用のテスターを作成しました。
また、各スイッチのON/OFFですので、リトラクトギヤのテストもスイッチなのでダイヤルを回すのと比べ楽ちんです。
回路図はこんな感じです。チップはいつものpicaxe08M2を使用しました。また電源、各スイッチのON/OFFがわかるLEDを付けました。
基板はこんな感じ。基板作成はPCBGOGO.JPに注文しました。
ケースですが、3Dプリンタ(Original Prusa i3 MK3S+)でフィラメントはPETGで作成、EVカラー(ブル−)、Prusaカラー(オレンジ)、パトカー・カラー(白黒)バージョンなどいろいろ作成してみました。
このPrusaの3Dプリンタは印刷途中でフィラメントを手動で交換ができ、そのポイント(文字部分)にフィラメント交換マークを入れたGコードファイルを作成するとこのような文字を印刷できました。
githubにてソースを公開しています。
スケール感アップに実機に取付られている灯火(ライト)を実現させる為にLEDを使いますが、日中で実機のような光を求めようとすると1W、又は3WクラスのパワーLEDを使用しないと十分に認識できません。
以前も一般的な電子工作用の高輝度LEDを使いましたが、部屋の中とか、暗ければ十分ですが、フライト時の遠くからの光は全然見えませんでした。
今回は、以前作成したギヤドア・シーケンサにパワーLED制御回路を追加したものを製作しました。
ご注意:私はハードウエア技術者ではありません。友人から教えていただいた内容、又は独学の設計ですので、間違っている部分があるかもしれません。
今回製作した装置の概要は、
右側白いコネクタ2つがパワーLED用のコネクタ。左下からの赤黒ケーブルがパワーLED用の電源で、動力バッテリにつなぎます。
右側本体に左コネクタ部が出ている所でハンダ付けして固定しました。
各コネクタの目的は以下の通りです。
クリア・ファイルを使ってケースを製作しました。
実機では多くのライトがありますが(後記で紹介)、完全スケールではないので、以下のようにラジコン飛行機として使用することにしました。(安全性の向上が目的です)
基本以前作成したPICAXE-08M2を使ったM346用のギヤドア・シーケンサを元にマイコン・チップをPICAXE-14M2にアップしてLEDドライバ2つ関連部品も追加した形になります。
設計は、KiCADを使い、基板はPCBgogoに依頼して製作しました。最初はプロトタイプとしてスルーホール(一般的な部品)で製作しましたが軽量かつ小型化したく可能な限り表面実装部品としました。(全て手ハンダです)
回路図はこのようになりました。
各LEDの電流ですが、
となりました。装置からLEDまで配線も長くなるので、ちょっとそのロスも考えるとLED仕様よりちょっとオーバになりますがこの電流としました。(またこの電流値を出す為の抵抗値が無かったものあるのですが)基板に2つのLEDに対して電流制御用の抵抗0.27Ωがありますので、1Wは0.27Ωを1つ、3Wは0.27Ωを2個並列にして決めています。
ストロボ・ライトの電流ですが、ちょこっと電流を流して(ONして)いるだけなので、ほとんど電流は流れていません。(一瞬150mA程度)
プログラムはオープンソースとしてGithubにアップしています。
M346のギヤドア・シーケンサプログラムを修正して
を追加しています。
パワーLED(ストロボ、ランディングライト)の取付とフライトにその詳細、動画ありますので、ご覧下さい。
参考に実機セスナ社のC172のS型のライト類を紹介します。
上記の写真の実際のイメージを動画にしました